社長の営業②

「社長の営業」全3回
今回はシリーズ第2回目のお届けです。

社長の営業として、社長個人営業マンとしての営業会社営業の推進者としての営業の二つがあると考えることが重要である

鷹尾氏:「社長の営業」とは「組織営業」で、立場を活かした役割分担というのは有効なのではないかと思っています。例えば、取引相手に対して、社長は「成績が良くない」「会社の業績が良くないので案件がほしい」とは言えないですが、営業担当だったら可能です。その立場の違いが役割分担の中で有効機能する、というのが組織営業の有効性なのではないでしょうか。

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社長の営業①

「社長の営業」全3回です。
今回はシリーズ1回目をお届けします。

社長自身が営業するという意識の壁を超えること。
目指すべきところは、会社として組織的な営業力を高めるということである。

鷹尾氏:社長の営業としてイメージするのは、社長ひとりで営業したとしても営業量の限界があると思っています。

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社長の我慢が部下を育てる~仕事を任せるということ③~

社長の我慢が部下を育てる~仕事を任せるということ~全3回です。
今回は3回目、最終シリーズをお届けします。

鷹尾氏:戦略と戦術には重なる部分があると。
そう考えますと重なり合った部分にまで手を出してしまっています。 続きを読む 社長の我慢が部下を育てる~仕事を任せるということ③~

社長の我慢が部下を育てる~仕事を任せるということ②~

社長の我慢が部下を育てる~仕事を任せるということ~全3回です。
今回はシリーズ2回目をお届けします。

鷹尾氏:昨年1年間を振り返りながらお話を伺っていると、高井様の理想が仮に10合目とすると、我が社は2合目か3合目くらいの所にいるなぁと痛感します。部下からも自分自身の長所を把握し、仕事を任せて欲しいというような発言が出て来ないですし、まだまだ権限を委譲していく段階まで届いていないのではないかと感じています。今は部下の立ち位置を変えることで意識変革を起こし、組織をピラミッド型にしたというところです。 続きを読む 社長の我慢が部下を育てる~仕事を任せるということ②~

社長の我慢が部下を育てる~仕事を任せるということ①~

社長の我慢が部下を育てる~仕事を任せるということ~全3回です。
今回はシリーズ1回目をお届けします。

仕事を任された人達というのは、仕事の喜びを感じると自己回転的にうまく仕事が回せるようになっていく。仕事の面白みを感じ、更にやる気を出すようになる。教育者としては我慢しながら口を出さずに任せるということが重要。

鷹尾氏:マネジメント上で最も難しいテーマが「仕事の任せ方」ではないかなと考えていまして、うまく任せる事が出来ている人というのは実は本当に少ないのではないかと日々感じています。 続きを読む 社長の我慢が部下を育てる~仕事を任せるということ①~

社員(部下)を伸ばす褒め方・叱り方。

叱る上司、何も言わない上司、褒める上司の中では、
叱る上司、褒める上司のことは覚えている。それは心の会話が出来ていたからだと思います。

鷹尾氏:教育の話ですが、飴と鞭の中の「のせ上手」という褒め方の話ですが、基本的に何でも褒める人は「良い褒め方が出来ない」という要素がありますよね。

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個性を活かす組織運営とは

ブログを読んでくださっている皆さまへ。
新年あけましておめでとうございます!
運営担当ギブ・スパイラル・ジャパン社長室 西浦晃子です。
本年も皆さまの心が晴れるような、
そして元気が出るようなブログを更新して参ります!
今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、2017年1発目のテーマは、「個性を活かす組織運営とは」です。
それでは弊社代表である鷹尾と高井俊成様の対談をお届けします。

成績の良い上司は仕事を任せる
成績の悪い上司は仕事のやり方を押し付ける

鷹尾氏:社長の成長のために、発想転換となる気付きの与え方は本当に難しいです。例えば営業先でお客さんに「うちの会社のことを、どう思っていますか?」と質問してみたら 続きを読む 個性を活かす組織運営とは

社員の目標~少し工夫しながら仕事を進めることで、アイディアややりたい事が見つかる~

自分だけの目標ではなく、外に目を向けることで情報の共有化ができる。
情報の共有化とは違った情報をつなぎ合わせるということ。そこから新しいものがスタートする。

鷹尾氏:色んな社長さんにお会いしている中でも、「やりたい事や実現したい理念・実際の商品・手伝ってくれる社員」この三者が完全に一致した会社というのはうまくいっているように感じています。社長はいつも自分は何をやりたいのか、というのを常に考えているのと同じように、社員さんもやりたいことを考えている。けれども、社員さんはやりたい事が分からない。
社員さんからはやりたい事が見つからないという話が多すぎて、自分の目標を持ってやりましょう、ということが非常に難しいと感じています。 続きを読む 社員の目標~少し工夫しながら仕事を進めることで、アイディアややりたい事が見つかる~

自責と他責

上司や環境が悪いというふうに他責思考に陥ってしまう人は反省、改善の方向性がなかなか出てこない。
一方、自分が悪いと思える人、さっと気持ちを切り替えられる人は問題を解決する姿勢が出てくるし、結果として問題解決が早くなる。

鷹尾氏:最終的に経営というのは、『人に向かう』ということを実感しています。松下幸之助さんがおっしゃっていたように、経営者の悩みを突き詰めていけば、最終的に人の問題に行き当たり、人間とはどのような物なのかというところまで考えるようになりましたね。 続きを読む 自責と他責

巻き込み力

社長の夢に引っ張りこむ、夢に対しての味方を集めることも重要。

鷹尾氏:経営者の悩みの一つに、自分がやりたい事に、他人のやりたい事を抑えながら巻き込んでいくというのがあるかなと考えています。
例えば社長指示で社員に「新しい企画をやれ!」と命令することは 続きを読む 巻き込み力